そらのアトリエ
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2009年8月28日

「ツンマゾ! ツンなお嬢様は、実はM」は素晴らしいエロラノベである

jpg今までエロライトノベルの紹介はしたことありませんでしたが、あまりにも衝撃的なエロラノベ「ツンマゾ!ツンなお嬢様は、実はM」に出会ったので紹介。結構ハードなエロなんで注意。



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■ツンマゾ!のご紹介

このツンマゾ!―ツンなお嬢様は、実はM (えすかれ美少女文庫)(AA)は、純情な主人公と、ドM少女のヒロインとのやりとりがキモとなっている。
物語の構造がとても面白いのだが、それは下記のサイトで解説されている。

かくして、「純愛したい純情少年」と「調教されたいドM少女」のすれ違い劇が始まります。この、お互いの意識のすれ違い具合が素晴らしいんですよ! ヒロインは、調教されたいがために、主人公に対して「自分を調教するように」調教を始めるという、不思議な二重構造が始まります。これが見事なのです。

美少女文庫えすかれ「ツンマゾ!」がものすごく面白い 秀逸なドM美少女 - karimikarimi

ツンマゾ!の面白さについては上記サイトが非常に上手くまとめているのでぜひ見ておいて欲しい。本稿ではエロを中心に取り上げているが、ツンマゾ!は物語そのものが非常に面白い。

また、ラブコメ部の素晴らしさについても別のサイトで解説がある。

「純愛したい純情少年」と「調教されたいドM少女」のすれ違い劇という関係を思いついた時点で,作者はかなり面白い人だけど,ラブコメとしても十分にキュンキュンできた.

「ツンマゾ! ツンなお嬢様は,実はM」は素晴らしいラブコメである - WebLab.ota


このように、エロ以外の部分はほとんど解説されているので、ここではエロについて書いていこうと思う。

■軽いノリで描かれたエロの裏に

この「ツンマゾ!」著者の葉原鉄先生は、色々なエロを書けるが、やはり印象に強いのは「ホグボア!」でお馴染みの「姫将軍リューネリア シリーズ」。
リューネリアは二次元ドリームノベルズの中でもかなりハードなエロで、シチュは腹ボテ、獣姦、異種姦や異物挿入と、読む人をかなり選ぶ内容。

しかし今作の「ツンマゾ!」は、その表紙やタイトルからも分かるように、カジュアル・エロに見える。中身を読んで見ても、調教モノらしく野外性交やSMプレイはあるものの、随所に挿入される軽快なギャグによって比較的あっさりと読む事が出来る。

しかしこれが罠で、実はやっている事自体はかなりハード。
ハードエロにはそれ特有の陰湿さ、暗さが文章に表れるが、これの中和の仕方が実に見事な作品なのだ。

例えばヒロインが変態マゾ奴隷になった直後の第二章【ご主人様のクセに野外エッチもできないの!】において野外フェラをするシーンでは、ヒロインはフェラをするのが初めてであるにも関わらず、以下のような事をしてしまう。

・即尺(風呂に入らずにフェラチオをする行為)
・フェラチオからイラマチオ
・バキュームフェラ
・ディープスロート
・食道(喉奥)に直接射精

およそフェラチオという行為で出来うる最大限の変態行為を、更に野外プレイというオマケ付きでいきなりしてしまうのである。しかし、度々挿入されるヒロインの心情表現により、これをカジュアルなテイストに仕上げている。
その演出は見事の一言。


(や、やっちゃった......公園で初フェラしちゃった!)
(そう、もっと見て!公園で初フェラしちゃうヘンタイな私をもっと見下して!)
(ああぁ......! 喉の奥まで、奴隷にされちゃってる......!)
(んあぁ、ステキぃ......! ご主人さまのち×ぽ奴隷になっちゃうよぉ。胃袋で消化されなかった精子が、血管に乗って頭のなかにまで入りこんじゃいそう......!)

ツンマゾ! p82~p87

ここでは引用は避けるが、行為後にすかさずギャクが入ってくるのがツンマゾ!らしい。

■葉原流、仕上げの3段責め

また、物語のクライマックス【休日なんだから<拉致監禁調教>してよね!】においては葉原鉄先生ならではの徹底的な調教を楽しむ事が出来る。

いよいよ物語りもクライマックスという事もあり、この章以降は徹底的な凌辱プレイが続く。
そうはいってもツンマゾ!だ。
途中、主人公が唐突にプレイを中断し、ヒロインとの関係の回収にはいる。

「ハイ、ここでタイム!ちょっと休憩に入りまーす!」

ツンマゾ! p163

調教ハードプレイの連続だとどうしても陰鬱な展開になりやすいが、ツンマゾが軽く読めてしまうのは、こういったインターバルが上手く効いているからだ。

また、これ以降は一見すると無秩序に行われている一連の調教のプレイだが、実は葉原鉄先生なりの秩序を持った調教となっている。

ここでは、その一連のプレイを「仕上げの3段責め」と呼ぶ事にする。その内容を以下にまとめてみた。

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この図で、リューネリアとツンマゾ!の"仕上げ"プロセスが良く似ている事が分かると思う。
1.でのポイントは、ヒロインは主人公の奴隷であり、性欲解消の道具でしか無いという点を分からせる事だ。
これは主人公のセリフからも読み取れる。

「よし、イッていいぞ、オナホール女! 俺もこのヌメヌメの口マ×コにたっぷり出してやるから!」

ツンマゾ!p188

オナホール女という表現もこのシーンが初出だ。とっさに主人公から出たセリフとしては非常に的確で、言葉責めとして秀逸である。
また、1.の要件を満たすセリフとしても十分である。

ここでフェラチオ/イラマチオを選択しているのも特筆すべきポイント。
主人公が一方的に快楽を得れば良く、快楽を共有するプレイには目もくれない。調教の為にヒロインにはバイブを与えておけば十分だという考えからであろう。

しかしこれはツンマゾ!ではヒロインが自ら望んだ結果であり、ヒロインが喜んでそのプレイを受けているという点がリューネリアとは違う。
非人道的プレイではあるが、双方同意のうえ、いやむしろヒロインが強要しているのがツンマゾ!らしい。

2.では、拘束状態から開放したうえで、アナルセックスをする。
ツンマゾ!においては自然に、リューネリアにおいては、ヒロインが敵の隙を付き拘束具を外すが、結局快感のあまり敵に抱きつき、果ててしまう。
自由に身動きがとれる(逃げようと思えば逃げれる)上でなおアナルを犯されるという点を著者が重要なポイントだと認識しているのだろう。

3.ではヒロインの友人宅でセックスを行い、友人に目撃される/させる事で、主従関係を公然のものとしている。
しかしそこはツンマゾ!の主人公らしく、ヒロインに気を使った演出プレイとなっている。

以上が仕上げの3段責めだ。この後は更に"受精確定中出し"により、妊娠する事になるが、ここでは割愛しておく。
上記により、著者が思いつきで調教を行っているのではなく、精神的に効果があるような調教メニューになっているのが分かるだろう。

■バケモノみたいな股間

更に調教を盛り上げる道具として、主人公の男根の大きさが上げられる。
例えばリューネリア2では、第4章にて敵のボスに犯されるシーンがあるが、その男根の様子を以下のように表現している。

基本的な形状はカリがあって先の丸っこい常人の男根だが、太さがリューネリアの手首ほどあるうえ、ヘソにつかんばかりに長く反り返っている。

リューネリア2 p161

これがツンマゾ!になるとこうだ。

とにかく酷いペニスなのだ。大きいだけでなく、女性経験は皆無なのに色が黒ずんでいる。勃起時の反りかえりやエラの張り方などは、実用したら女が痛がって泣き叫ぶんじゃないのかと思えるほど。

ツマンゾ! p22

調教ものでは男性器が大きいと何かと便利だ。ヒロインが「らめえぇぇぇ!」とか叫んでても、短小ペニスじゃ張り合いが無い。
ツンマゾ!でもそれは例外でなく、巨根を持つ主人公という設定が与えられているが、悪の王が巨大なペニスを持っててもすんなり納得できるが、童貞主人公が巨大ペニスというと若干違和感がある。
しかし設定としてはどうしても欲しい。

しかしこれも、前半の学校のエピソードで軽く回収してしまう。変態的設定も、楽しいシーンでさらっと嫌味なく回収。実にツンマゾ!らしい。


■終わりに

最初にも書きましたが、このツンマゾ!、エロ抜きにしても単純に面白いです。
18禁にしかできない面白表現が楽しめます。


「バカみたいに感じて......そんなに人に見られたいなら教室でこの下品に育ったオッパイ剥きだしてみたらどうだ?」
(きた! 言葉責めきた! これはイケる!)

ツンマゾ! p75-76

エロ小説をこんなに楽しく読めたのは始めての経験でした。
このブログで紹介するのもどうかと思いますが、楽しくエロい「ツンマゾ! ツンなお嬢様は,実はM」とても良かったですよ。

こんな記事も書きました:「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」感想 思わず涙が出たわけ

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