そらのアトリエ
写真に関しては、そらのアトリエで活動していく予定です。

2007年8月25日

リトルバスターズ!の原点? 『Hanabi』を検証する

2007082501.jpg
ごく一部で、『Hanabiがリトルバスターズの原点になっているのではないか?』と、まことしやかに囁かれています。かくいう私も、この噂にはかなり信憑性があるのでは無いかと思っています。
そこで今回は、Hanabiを検証してみる事にしました。なお今回も壮大にネタバレですので、リトバス未プレイの方は注意してください。



という訳で早速Key Sounds Label Boxから、KEY+LIAのマキシシングル『Spica/Hanabi/Moon』【AA】をピックアップ。
2007082502.jpg

この『Spica/Hanabi/Moon』というマキシシングルに収録されている『Hanabi』ですが、
ブランドは Key Sounds Label 作詞・作曲は麻枝准さん、ボーカルはLiaさんと、まさにKey。
個人的には曲の途中で音がフェードアウトしてセミがミンミン鳴きだす演出がたまらなく好きです。
Love Song』【AA】に収録されている『折れない翼』も、途中で音がフェードアウトして、羽が羽ばたく演出が!これは超超好きな曲)


えーと、まず結論を先に言いますと、
『Hanabi』はリトバスの鈴シナリオとかなり一致する部分がありました。
更にSpicaも検証する必要がある事がわかりました。
むしろSpicaの方が重大なネタバレな気がする…。


さて、『Hanabi』の検証です。
CDを開けると、目に留まるのは帯。そこに書いてあるのは…

つまらないものばかりいつも愛した 増えては困る猫ばかり拾ってた

うーん、キャッチフレーズにもリトバスっぽさが漂ってますね。

次に歌詞カードに書かれている歌詞を検証してみます。
……ってこれ、どう見てもリトルバスターズ!の鈴シナリオです…。

リトバスの鈴シナリオは視点が理樹ですが、『Hanabi』は鈴側の視点で描かれた物語です。
今回の考察において重要だと思われるキーワードを歌詞から引用させていただきます。

1.『あの日君は僕の手を引いて言った 壁の向こうにある暮らしを目指そうと』

2.『ふたりきりで過ごす夏が始まった』

3.『増えては困る猫ばかり拾ってた』

4.『守られ続けた僕らがいた』

5.『やがて僕らは連れ戻された』

6.『君はいつの間にか笑わなくなってた』

Spica/Hanabi/Moonより『Hanabi』 作詞 Key(麻枝准)
Key Sounds Label 公式ホームページ


まず1番ですが、リトルバスターズ!では理樹が鈴を連れ出すシーンに該当します。
一人称が『僕』なので分かり辛いですか、鈴側の視点です。

『壁の向こう』が、かなり意味深いのですが、これは恭介が支配する環境を『壁』と比喩していると考えて良いと思います。
麻枝准さんは常々、『こんな辛い現実から目を背けたいと思っている人を諭したい』そう思っているのではないかと、私は考えています。
『智代アフター』では、『辛い現実』を前向きにとらえ『セカイはこんなにも素晴らしい』ものである事を主張しました。
リトルバスターズ!の鈴シナリオでは、『辛い現実』から逃げ出した事が、ひどい結果を招いてしまいました。私的にはこの2つのシナリオは共通部分があり、智代アフターで消化しきれなかった部分を、鈴シナリオで焼きなおしを行っているような気がしますが、どうでしょうか?


さて、2番ですが、鈴シナリオでは親類を頼ってみたものの、結局2人きりでの生活になってしまいました。季節は夏でしたが、『Hanabi』でもこれは完全に一致しています。

3番はサビなのですが、ここで鈴の象徴である猫が出てきました。
鈴シナリオで、鈴が猫を拾いすぎて理樹が咎めるシーンが描かれています。これも歌詞と完全に一致しますね。

4番は、理樹と鈴は常にリトルバスターズの面々に守られ続けていた事を指しているのでしょう。
リトルバスターズ!は理樹と鈴を強くする事が基本的な筋になっていますので、これもHanabiの歌詞と一致してます。

5番ですが、鈴シナリオで二人だけの生活を始めた鈴と理樹ですが、結局は連れ戻される結末が待っていました。なんと、これも歌詞と完全に一致。

6番、これも歌詞と完全に一致します。
鈴シナリオでは、結局鈴がトラウマによって精神的に病んでしまいます。つまり『笑わなくなった』のです。


さて、どうでしょうか。歌詞が一部抜粋で分かり辛かったかもしれませんが、『Hanabi』は鈴シナリオとかなり似ていると言えたのではないかと思います。
ちなみに歌はLiaさんが歌っているのですが、全体的にダークなテイストで、リトバスの鈴ENDにぴったりマッチします。むしろ、鈴ENDはED曲にこれが流れても何にも不思議じゃないです。

と、実はこれで終わりにしようと思ったのですが、何気無く歌詞カードを見てたら隣にある『Spica』の歌詞が目に留まりました。

眠りの時がきて形さえいつか消えて
それでも君がくれた思いだけは残るでしょう

Spica/Hanabi/Moonより『Spica』 作詞 Key(麻枝准)
Key Sounds Label 公式ホームページ


うわあああ、なんだこれ…
めっちゃリトバスじゃないか……。
次の更新はこれにしよう笑

41rZPfRiWxL._SS500_.jpg
Spica/Hanabi/Moon 【AA】


関連記事:



このカテゴリの最新記事

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:

コメント

私もこれニコニコで見て思いました。

しかしこれ発売03年ですよね・・・クリエイターという人種は、本当に長い時間を掛けて
思いを形にし、「創作」をしていくのだなぁとしみじみ思いました。

やはり感動というのは一朝一夕では出来ないのですね。

(↓リトバスの背景と合っていて泣けますw)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm763477

やっぱり同じ事考えている人はいるんですね
Hanabiは歌詞的にBADENDっぽいですが、リトバスではリフレインで救われましたね…

とても今更なんですが一人称が"僕"なのは
かつて鈴と理樹のポジションが別だったから
なのではないでしょうか。
無印リトルバスターズ!パーフェクトビジュアルブックの
座談会にて麻枝さんが「シナリオ考案当初、鈴がお姉さんのような存在だった」
と仰っていたため、かつてのシナリオでは鈴が理樹を壁の向こうへ
連れて行くという役割だったと推測されます。
だから"君"は鈴、"僕"は理樹になるのではないでしょうか。

Illustrated by


メニュー
応援バナー.
鈴木弐番館(「鈴木このり」さんと「れもたろ」さんのサイト)へのリンクはこちら
れもたろ
れもたろ


買うもの/買ったものリスト
カテゴリ
RSS/その他
feed RSSリーダーで購読する

1256人が購読しています。(2009/01/24)

ガストゲームズサポーターズリンク「マナケミア・アルトネリコ2」公式サイトはこちらへ!
(C)GUST CO.,LTD.
鍵っ子ブログはガスト認定ファンページです。

なかのひと
track feed

リンク上に戻る